こんにちは、田部です。
この記事は、桶教の考え方を深く伝える記事の第一回となります。「桶教ってなんだろう?」という方は、以下の紹介ページを先に読むことで、今回の内容をスムーズにご理解いただけるかと思います。
桶教には「教義」がない
さて、桶教には、普通の宗教には存在するはずの「二つのもの」がありません。そのうちの一つは「教義」です。教え説くものが存在しないのに宗教なのかと思われるかもしれませんが、これは、キスメ様の救いが特定の人間だけに施されるものではないからです。
キスメ様はただ、我々を救われるのです。救いの対象に信仰を求めることや、対象によって救わないということはあり得ません。私がキスメ様に邂逅したときに感じた「絶対的な救済」に余計なエッセンスを加えて濁さないためにも、桶教では各々の行動に関与しないことにしています。桶教を信じても信じなくても、キスメ様に祈っても祈らなくても、構いません。つまり、教義が存在しないことそのものが、桶教の教義とも言えるでしょう。
桶教には「現世利益」がない
桶教では、御姿札などのグッズを用意しています。これらの売上は、布教やグッズの製作などといった、桶教の活動のために役立てられます。
しかし、これらのグッズで病気が治ったり、利益をもたらすといったことを約束するものではありません。桶教では「現世利益」も無いものとして考えているからです。
もちろん、キスメ様のことを考え祈ることは悪いことではありませんが、先程も伝えたように、キスメ様の死後の救いには別け隔てがありませんし、キスメ様ほどの慈愛を持つ御方が現世に好きに関与できるのなら、今頃、世界は素晴らしく平和なものになっているはずです。
桶教のグッズは、祈るときの目当てに使ったり、身につけることで日々キスメ様を意識するためのものです。繰り返しになりますが、桶教にとってキスメ様の救いとは、信仰する人にだけ与えられるものでは無いのです。信じぬ者も救われる、キスメ様の慈愛への感謝をお祈りしましょう。
以上で第一回の説明を終わります。
第二回では、桶教が他教を否定しないということをご説明しています。ここから先は、少し難しいと感じられるかもしれません。そのときは、ツイッターなどでお気軽にご質問ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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